Ikeda Corporation.,LTD.
昭和53年、富士機械工業のグラビア輪転印刷機、
昭和56年、ドライラミネータ機 初号機を導入
豊かな経験と充実した設備で安心安定のモノづくり
イケダ株式会社様は、企画デザイン、製版、フィルムなどへの高速印刷、ラミネート加工、製袋加工までトータルパッケージをご提案されています。食品、医療、工業、雑貨メーカーとその取引先は多岐にわたり、企画提案、デザインから印刷、加工までワンストップの高い技術力で知られています。この度は、お客様が求める「スピード・品質・コスト」を実現するため、24時間体制で稼動している廿日市工場を訪ね、当社のグラビア印刷機導入の経緯や効果、今後の課題について印刷課 マネージャーのK氏に伺いしました。
- 会社名
- イケダ株式会社様
- 機種
- グラビア輪転印刷機:FE-5、FM-6S、MD-10S
ドライラミネータ機:FL2、FML2
ノンソルベントラミネータ機:L5
- キーワード
-
グラビア印刷機
ドライラミネーター機
K.K
イケダ株式会社
印刷課マネージャー
Y.N
富士機械工業株式会社
西日本営業部長
S.N
富士機械工業株式会社
営業
INTERVIEW
目次
- 多品種小ロット、年々高まる品質要求に対応するため高性能なグラビア印刷機・ラミネーターを導入
- 企業間の有意義な情報交換で設備改善のアドバイスやノウハウを強化
- 環境面にも配慮し、地域社会と共存。今後は小ロット対応だけでなく自動化(省力化)にも期待
多品種小ロット、年々高まる品質要求に対応するため高性能なグラビア印刷機・ラミネーターを導入
Y.N
1978年に当社の印刷機初号機を導入していただいて以来、長いおつきあいをさせていただいています。今回の印刷機導入のきっかけをお聞かせください。
K.K
1978年にグラビア印刷機導入して以来、印刷機・ラミネーターについては全て富士機械工業の製品を利用しています。当時、新規販売先増加に伴う販売数量の増加、及びユーザーからの多品種小ロットへの対応が求められる中で、作業性・生産性が良く、年々高まる品質要求に対応できるものをと、富士機械工業さんの印刷機・ラミネーターを導入することにしました。また、同県に工場があり、設備故障時などメンテナンスにも迅速な対応をいただけることも大きかったですね。
S.N
ニーズに合わせた製品仕様やスピード化など、積極的に最新設備を導入されてきましたね。
K.K
より高い印刷ニーズに応えるために、ベテラン技術者の指導のもと職人たちが繊細な色味の再現に日々注力しています。以前は、印刷機のテンションコントロールや、調整時間の長さ、ラミネーターについては、巾方向・流れ方向の塗布量のバラツキや接着剤塗工時・ラミネート時のニップロールの圧力のバラツキなどに不安がありましたが、富士機械工業さんの最新設備を導入してからは、よりお客様のニーズに応えられるようになったと感じています。
企業間の有意義な情報交換で設備改善のアドバイスやノウハウを強化
Y.N
長年、当社の製品をご利用いただいている中で印象的なエピソードなどがあれば是非お聞かせください。
K.K
印刷機・ラミネーターについて、初号機導入からの長い付き合いということで、より密接な関係が築けていると感じています。当社からは、設備を使いこなす上での基材別の加工条件設定のノウハウや品質不良発生時の設備面での対応方法について、情報をフィードバックさせていただき、貴社からは設備保全の方法や設備改善のアドバイスのご提示をいただくなど、有意義な情報交換ができています。
環境面にも配慮し、地域社会と共存
今後は小ロット対応だけでなく自動化(省力化)にも期待
S.N
イケダ株式会社様では、環境面にも配慮した装置を積極的に利用されていますね。
K.K
安心・安全のモノづくりにおいて、異物混入防止や検査・検品を徹底しながら、さらに設備としては、大気汚染防止法に基づいたVOC処理装置を導入し、富士機械工業さんの製品で言えば、有機溶剤を使用しない接着剤を用いたノンソルベントラミネーターを導入して環境面に配慮しています。ノンソルベントラミネーターでは、これからより塗布量均一化の精度が高く、基材適用範囲の広いマシンが求められるはずなので、開発・提案にも期待したいところですね。
Y.N
長年培った技術力と充実した設備でこれからも安定したモノづくりができそうですね。
K.K
食品包材については、今後、今まで以上に短納期、小ロット、多品種のニーズが高まっています。稼働率アップ、小ロット対応、省力化、自動化に特化した印刷機の販売を開始されたとの事で期待を寄せています。